悲しいこと

今日、会社の人が亡くなりました。

突然の訃報で涙が止まりませんでした。

1ヶ月前は職場で働いていて、

つい最近まで挨拶を交わしていたのに。

腰が痛いと言っていたのは

覚えています。

だけどここまで酷いなんて

誰が疑うのですか？と言うほど

普通に働いているように見えていたのです。

4月の終わりに突然入院しました。

検査も出来ず入院し、翌日？翌々日？

検査の結果が癌だったと言う情報だけ入りました。

コロナのせいで面会も出来ない。

家族でさえ、会えなかったと聞きました。

そこから今日までがどれだけ早かったことか。

どうして会えないまま居なくなるのかと

コロナを恨みました。

私が最後に会ったのは目を閉じて

眠っているようにしか見えない姿でした。

毎朝、顔を合わせて挨拶をしていた光景を

思い出しながら階段を上がっていったこの数日間。

私が入社した時に

右も左もわからない時でも

優しく何気ない会話をしてくれた人でした。

特に深い話をしたことはありません。

ただ指差して笑ったりしただけです。

それだけですが、

私とその人のコミュニケーションだったのです。

だから涙が止まらないです。

悲しいことをブログにしてどうするのかと

思う人も居るかも知れないけど、

私にとっては大きな存在だったことを忘れたくないのです。

安らかにお眠りください。